辞めます!と言った時の快感の話になります

前職を辞める時の話になります。

私は目に少し障害があるのです。ただそれでも一般企業の障害者枠でお仕事をしていたものの、どんどん障害が悪化して続けていくことが難しくなってきてしまいました。

同僚には「辞めていいですかぁ~」とか「しんどいですぅ」とヘタレな私は冗談ように訴えていた一方、「俺もしんどいですよぉ」とか「頑張ろう」なんて励まされて私は必死に仕事をしてきたのです。

当時、主人は針灸(しんきゅう)マッサージの勉強をしていました。

主人も少し目に障害があり、普通の仕事が厳しくなって資格を取るために学校へ通っていたのでした。

主人は盲学校の中の専門科で学んでいたものの、いろいろな意味で厳しくてバイトなどはもちろんできません。大学を卒業してから20年以上たったオジサンが専門的な勉強をして試験をクリアすることは並大抵の努力ではなかったと思うのです。

そして私は少なくとも主人がしっかり資格を取って復職してくれるまではなんとか仕事を続けなければと必死になっていました。

3年間の学生生活を経て見事にすべての試験に合格した主人は晴れてマッサージ師として就職してくれたのでした。

その直後、私は直属の上司である総務課長のデスクへと向かいました。

私はもしデスクに総務課長が座っていなかったら黙って自分の席に戻ろうと賭けのような気持ちでいたのです。

総務課長がデスクにいました!

私「総務課長、今よろしいですか?」

総務課長「はい」

私「辞めさせてください」

スカッとしました!

総務課長と同僚の慌てぶりはすごかったです。

ただ私はその後、ゆっくり1年間の充電期間を経て今は別な会社でお勤めしています。

今の私は無理のない職場で気持ちも穏やかに仕事ができている一方、それもこれも前の職場で学ばせていただいたことが基礎になっているのです。

約10年近くお世話になった職場には感謝の気持ちでいっぱいになります。

私には前職を続けることは難しかったものの、けっして悪い職場だったわけではないです。

ただ私の視力では経理の仕事は厳しいと思いました。