寂しがる父親のために毎週実家へ帰ります

私は55歳の男性で、神奈川県に住んでいます。私の父親は今年で81歳になりますが、3年前に母を亡くしてから、寂しい毎日を送っています。しかも、父は、昨年胃がんの手術をして、胃の5分の4を摘出してしまいました。がんに関しては、転移もなかったようで再発の心配はないのですが、その手術に伴って半年ほどの入院で寝たきり生活のため、足腰がすっかりと弱ってしまい、外出するのも困難になってしまいました。
現在は、毎日1時間程度ヘルパーさんに来てもらって、買い物同行や、料理を作ってもらったり、掃除をしてもらったりなどしています。
また、父親が一番ショックだったのは、車を失ってしまったことです。最初は、医者の発言が発端で「いい感じにボケてるからね、免許は返納したほうがいいよ」という言葉でした。その後も、私の妻が、父の運転が心配で、事故が起きたら我が家にも被害が出るという苦情があり、ケアマネージャーさんも「運転はおすすめできません」と言い始めました。さすがに父親も観念し、車を処分することにしたのです。車が引き取られるときには私も立ち会いましたが、父親が愛車を見送る後ろ姿には寂しさが滲み出ていました。
私は、神奈川県の秦野市に住んでいますが、父親は東京都の多摩市に住んでいます。私は、オートバイを持っていて、そんなに飛ばさなくても1時間10分程度で実家に帰ることができるのです。ケアマネージャーさんとは1ヶ月に一回実家に帰ることを約束しましたが、父親が寂しがるので、天気が良ければ毎週帰るようにしています。
オートバイなので、雨の日はつらいのです。先週は雨だったため、帰りませんでした。今週も週末は雨のようですが、電車で実家に行こうと思います。実は、父親がいい歳をしてスマートフォンを欲しいと言っているのです。どうやら、近所のスーパーでは入手困難なものもあるため、アマゾンを利用したいらしいのです。
昨日から、大手携帯キャリアの安いプランが始まりましたので、今週末はネットでスマホの契約をしようと考えています。